東南アジアでもLPWAの主導権を握る競争が活発に -アジア-
LPWAのどの通信方式が主導権を握るのか世界的に注目されていますが、東南アジアでもその動きが活発になっていて、ここ1~2年が勝負の年になると考えられています。 LoRa Alliance アジアに拠点を構えてはいませんが、各国の大手通信事業者がLoRaの利用を発表しています。例えば、CAT Telecom (Thailand), Telekom Malaysia などです。 免許不要な通信帯域でかつオープンな仕様のため、事業への参入が容易なところが魅力です。 Sigfox シンガポールに拠点を構え、同国内にネットワーク網の構築を行っています 免許不要な通信帯域を使っていますが、オープンな通信方式ではないためベンダーにロックインされる事を懸念している企業も見られます。 NB-IoT まだこれからのサービスですが、サービスの開始に向けて予想以上の速さで開発を進めています。 既存の顧客基板を考えると、最も有力なサービスでしょう。 ただ、通信の免許が必要なため、新規に参入することは困難です。 LPWAの主導権を握るには、無線通信方式の技術的な優位性だけではなく、どんなサービスを提供できるのかが重要になるでしょう。 参考記事: http://iotbusiness-platform.com/blog/lpwa-networks-iot-connectivity-gloves-off-fight-dominance/